プリムラ・ポリアンサ
プリムラ・ポリアンサをご紹介します。
ジュリアンという名前は、誕生当初、
開発した会社が商品名として広めたものですが
いつのまにか花の小さいポリアンサのことを
ジュリアンと呼ぶようになり、
ジュリアンがポリアンサとは別種であるかのように
P・ジュリアンと書くことが一般化してきています✨
ポリアンサは多年草ですが、
暑さに弱い品種が多いため
一年草として扱われています⭐︎
ですが、花が咲き終わった株を落葉樹の下や、
塀などで西日が防げる場所に植えておけば
夏越しをして翌春花を咲かせることも可能です✨
夏越しを成功させるコツは日陰に置くことと
干からびさせないことです。
夏以外はよく日に当ててくださいね(*´ω`*)
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、
秋の彼岸までは半日陰で管理し、
それ以後は日なたで管理します😊
寒風に当てなければ
戸外で冬越しさせることもできますが、
凍ると花が傷むので、
霜の当たらない軒下で管理しましょう✨
厳寒期に入手した開花鉢は、
室内の日当たりのよい場所で管理します。
室温が高いと花が早く終わってしまうので、
日中は風通しのよい、
加温していない室内に置きましょう。
開花中に大きめの鉢に植え替えて
夏までに株を充実させ、
夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、
秋以降は再び日なたに戻します❗️
庭植えの場合は夏に日陰になる、
落葉樹の株元を選んで植えつけます。
◆水やり◆
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、
たっぷりと与えます。
開花中は株の中心や葉の間、
花に水がたまらないように注意し、
株元の用土に直接与えます。
庭植えの場合は特に水やりの必要はありません。
◆肥料◆
10月から4月は、緩効性化成肥料を施します。
11月から4月の開花期は液体肥料も施し、
肥料切れさせないようにすること。
夏越し中の5月から7月と9月は、
規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します😊
◆病気◆
灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生します。
晩秋から春まで注意が必要です💦
花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、
発生が抑えられますよ!
◆害虫◆
アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生。
よく観察し、株についたアブラムシを
冬のうちに取り除くと春以降の発生が少なくなります