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2022年04月05日
ドウダンツツジ
ドウダンツツジをご紹介します。
ドウダンツツジは春に咲く白い壺形のかわいらしい小花と
秋の紅葉(10月中旬から11月)がすばらしい
落葉性の花木です。葉が出る前に開花します🌸
日本原産ですが、現在、各地で栽培されている
ドウダンツツジは小葉の優良個体を選抜したものです。
刈り込みに耐え、小枝が密に出るので、生け垣用として
戦後急速に全国に広まったものと考えられます😊
野生のドウダンツツジの多くは
栽培されている株よりも葉が大きく、枝の出方が粗めです
実際、各地に残るドウダンツツジの古木は葉が大きく
葉の幅が広い、野性のヒロハドウダンツツジだと思われます
日本原産なので、栽培は容易です。
鉢植え、庭植えともに、日当たりのよい戸外で栽培します。
日陰では花つきが悪くなるだけでなく
紅葉の色も冴えません。
鉢植えは、用土の乾燥を防ぐため
夏の間は西日の当たらない半日陰で管理します!
酸性土壌を好み、地表近くに
たくさんの細い根を張ります。
庭植えは、酸度未調整ピートモスと腐葉土をすき込んで
水はけと水もちをよくしてください。
◆水やり◆
鉢植えの場合は気温の高い5月から9月は
乾いたら与え、休眠する落葉期は控えめに与えます。
庭植えの場合は基本的に必要ありませんが
夏の極端に乾燥する時期には
朝か夕方に十分に与えてください。
◆肥料◆
鉢植え、庭植えともに
花後に緩効性化成肥料や有機質肥料を施します。
また、春の芽出し期に効果が表れるように
2月から3月の休眠期に春と同様の肥料を施します
(冬に植えつけ、植え替えを行った株を除く)
◆害虫◆ハダニ
深刻な被害を与える害虫はいませんが
乾燥する8月下旬から9月にハダニが発生します💦