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2022年10月01日
秋を象徴する植物…
日本の秋を代表する
植物……
ススキをご紹介します。
ススキの群れが秋風になびく姿を見ると
本当になんとも言えない気持ちになりますw。
(夕方に見るのが最高ですね)✨
ススキは、平地からやや高い山までの
高原、草原、道端、空き地に広く見られます。
日当たりのよい場所に群生して
草原の主要構成種となり
さまざまな植物が生える礎となります😊
穂は長さ15cm強。
穂の銀色に光る毛は芒(のぎ)と
呼ばれる部分で、これが風に乗ってタネが
飛んでいきます。
冬は地上部が枯れますが
霜がきれいに降りる地域では
枯れススキの風情も捨て難いものです。
ススキは日本文化の中で重要な植物です!
十五夜の飾り、花鳥画や、蒔絵などの秋草紋様
薄(ススキ)ミミズクなどの郷土玩具などに
見られます。かつては屋根をふく材料としても
重要であり、そのため、人里近くには必ず萱場
と呼ばれるススキを採集するための
場所がありました。
萱場では定期的にススキが刈られるために
ほかの植物が生育する環境が保たれ
植物の種類が多かったのですが
ススキで屋根をふくことが
ほとんどなくなった現在では
放棄されたために、草原性の植物には
絶滅危惧種になっているものが多数あります😊
◆水やり◆
鉢植えの場合は、表土が乾いたら
十分に与えます。
わりあいに水が好きなので
夏は1日1~2回与えてください……
庭植えの場合は基本的に与えなくても
かまいませんが、晴天が続き
葉が巻いているようなら与えます。
◆肥料◆
鉢植えの場合は春から夏にかけて
草花用の肥料を少量施します。
量が多すぎると枝葉ばかり茂りすぎるので
控えめを心がけます。
特に、タカノハススキはチッ素分を含む
肥料を施すと斑が消えるので
基本的に肥料を施しません。
庭植えの場合は必要ありません。