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2022年10月15日
イヌマキ
イヌマキのご紹介〜😊
イヌマキは雌雄異株の常緑高木です。
若い枝は柔らかく、刈り込みにも耐えるため
人工樹形に仕立て庭木として利用されるほか
生け垣にも使われます。
開花期は5月から6月で
雄株には葉と同じくらいの
長さの尾状の黄色みを帯びた雄花が
雌株には先端に胚珠(はいしゅ)
のある雌花が現れます。
雌花は10月ごろに成熟し
先端に緑色で白い粉をまとったようなタネができ
タネの下には卵形に肥大して
暗紫色に熟した花托(かたく)が見られます。
この花托は多汁の肉質で、甘く生食できます。
◆管理方法◆
水はけがよければ
日なたから日陰まで幅広く植えることが
できますが、日当たりがよいほうがよく
生育します……
◆水やり◆
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから
2年未満の株は、土の表面が乾いたら
たっぷり水を与えてください……
庭植えで、植えつけて2年以上たつ株は
特に水やりの必要はありません。
◆肥料◆
庭植えは、2月ごろに寒肥(元肥)
として有機質肥料を株元の周辺に
埋めておきます。
鉢植えは、3月に化成肥料を
株元に追肥します。
◆病気 ペスタロチア病、すす病
ペスタロチア病は、糸状菌(カビ)
が原因の病気で
葉を部分的に灰褐色に枯らします。
すす病は、アブラムシやカイガラムシの
堆積した排泄物に発生したカビです。
見た目が悪いだけでなく
光合成を阻害します。
アブラムシやカイガラムシを防除すれば
発生も見られなくなります。
イヌマキでは特にアブラムシの
発生に注意してください…