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2022年10月25日
ナンバンギセル
ナンバンギセルのご紹介〜✨
ナンバンギセルは、古くは『万葉集』にも
登場する一年草の寄生植物です。
日本の野外では主にススキに寄生しますが
ほかのイネ科の植物やミョウガやギボウシ
ユッカなどにも寄生し
陸稲やサトウキビの栽培地帯では
大害草として嫌われます💦
草姿は喫煙具のパイプを立てたような
形をしています。萼の先端は鋭くとがり
花は長さ2~3cmで赤紫色
先端はあまり開きません。
日本に生えるものは茎が赤茶色か
薄黄色の地に赤茶色の
細かな縞状の模様が入ります。
茎が黄色で真っ白な花が咲く白花や
茎は黄色で花弁の先端部分のみが
赤紫色を帯びる口紅咲きもあります。
◆管理方法◆
寄生する植物(宿主)の生育に適した場所
であればどこでも育ちます。
ススキを宿主とする場合は日なたに置いて育てます。
◆水やり◆
宿主に合わせて行います。
ススキを宿主とする場合は表土が乾いたら与えます。
◆肥料
宿主に合わせて施します。
ススキを宿主とする場合は
葉色が悪くなければ施す必要はありません。